壱岐神社 福岡市 壱岐神社(いきじんじゃ) 壱岐神社は、壱岐直真根子(いきのあたいまねこ)をまつっています。 『日本書紀』によれば、武内宿禰(たけのうちのすくね)(大和朝廷の初期に活躍したという伝承上の人物で大臣などをつとめる)は、都を留守にしている間に反乱の罪を着せられました。壱岐直真根子は、武内宿禰を助けるため、身代わりとなって亡くなりました。やがて無実であることがわかりましたが、壱岐直真根子が自分の命を犠牲にしてまで武内宿禰につくしたことから、ここに祭神としてまつられました。 生の松原の地名は、神功(じんぐう)皇后が松の枝を逆さにさして戦勝を祈ったところ、松の枝が根つき、生き返ったという逆松(さかまつ)の伝説にちなんで名付けられたと言われています。 7月28日 夏祭り 9月1日 八朔(はっさく)祭り 10月15日 秋祭り 平成12年3月 西区役所 壱岐神社 福岡市西区壱岐大字下山門字生の松原 一、御祭神壱岐真根子命 一、創立延宝八年 明治五年十一月三日村社 一、御神徳仁愛開運 一、例祭十月十五日・九月一日・七月二十八日 一、由緒 壱岐真根子命武内宿弥の身代となり無実の罪にて死亡。信仰篤き黒田藩主はその忠魂に称えな松林四千百弐拾八坪を安永四年五月寄附せられる 近くに神功皇后の植えられた逆松は有名である(戦勝祈願) 鳥居安永三年午正月 従四位源朝臣継高公寄附 奉納壱岐神社宮司 菊池友久 3基の鳥居 壱岐神社は四方に塀のような仕切りがなく、非常に開放的な佇まいをしている。 また、3基の鳥居の距離が約300メートルと長いため、松林を伴って海まで続く大きな神社のような印象を受ける。 拝殿前に1つ目の鳥居があり、2つ目の鳥居は国道202号(唐津街道)沿いにある。3つ目の鳥居は生の松原海岸に建てられている。 後記等 正月に実家に帰省し、初詣で訪れた壱岐神社。 生の松原海岸の散歩でいつも不思議に思っていた、ぽつんとある海岸の鳥居がここで繋がった。 今回は漠然と撮影していたため、まとめるのに苦労した。 まとめる作業には何かしらの視点を伴うのだが、それに適う写真があまりなかった。 写真を撮っている最中と後では、感じていることが違うことも多い とりあえず、次に活かそう。 2017/02/15作成 2017/02/19更新