哭聲
所与の条件が同じなら、同じ解しか生まれない。
そして、その解が生まれる過程を思考だとしたら、それらはあまりに非生産的だ。
つまるところ、問題を分かりやすく単純化した過程に過ぎないから。
しかしながら、思考とは生産的なものだ。
所与の条件を問う事こそが、それだからである。
そして、人は物語でしか物事を理解できないらしい。
この映画では、それらの事がうまく表現されている。
この作品は、今まで見た韓国映画の中では、最も映画らしさがあった。
「映画らしさとは何か?」と問われても、すぐには答えられないが。
ふと「オールド・ボーイ」を思い出したが、リメイクを先に見たため対象から外した。
低 普 高
ストーリー展開度 ★ ★ ★ ☆ ☆
見てよかった度 ★ ★ ★ ☆ ☆
哭声/コクソン -wiki-